治療薬が開発されつつあるエイズ。
でも、死に至る確率の非常に高い病気であり、感染すると今のところ治るみこみはない。
性交渉や輸血によっての感染が多いが、母子感染で幼い命が消えていくことも多い。
ユニセフもエイズ予防に力を入れている。
NGOでも予防を呼びかける活動をしている。
エイズ予防と産児制限の呼びかけで、ある村を訪ねて村人を集め、コンドームの使い方の説明をする活動はよく耳にする。
アジアだったかアフリカだったか、例のように村人の前で病気や衛生的な育児のレクチャーをしたそうだ。
移動診療所の看護師さんたちが、指にコンドームをはめて、「こうして使ってしっかり予防してちょうだいね。」としっかり説明した後、村人に無料配布したそうだ。
しかし、その村で祝福されない妊娠は減少することはなく、エイズの知識も薄れていく。
何度もレクチャーしなければわからないのだろうとまた村を訪ねた時に、「ちゃんとコンドームは使ってる?」と村人に聞くと、「ちゃんと指にさして使ってるよ!」という答えが返ってきたそうだ。
笑い話のような本当の話。
どこの国に行ってもエロエロ産業は絶対ある。
旅の恥はかき捨てとばかりに羽目を外す日本人も非常に多い。
空港やホテルで、または通りを歩きながら、日本人男性グループの方々が、とっても自慢気にご乱交の数々を大声で話しているのはよく見かける光景だ。
周りは外国人が多いので、日本語で話していればどんな内容なのかわからないと思っているのだろうか。
若い人より中高年に多い。
たまに「えっ、こんなじいさんが!見栄張ってんじゃないの?」と思うこともある。
私はいちおう女なので、この手の話はよくわからないが、はっきり言って気分悪い。
ってゆーか、情けない。
売り手がいるから買い手が出るのか、買い手がいるから売り手が出るのか。。。。
一つだけ確かなことは、アジアやアフリカの国々では、女性が好んで売春するのではない。
家族が生きていくために仕方なく身売りする現実がそこにはあるのだ。
着飾って贅沢したいための援交とは違うのだ。
日本だって、少し前の時代にはあった話だ。
しかし、最近驚くのが、このエロエロ産業もかなりエグいマニア好みが進んでいる。
女性の低年齢化もロリコン趣味を通り越すほど子供が商品になっていたり、男性同士もありありで「男性客限定。当店は美少年揃いです!」などと日本語で書かれたチラシも増えてきた。
少年というにはあまりに幼すぎる男の子も商品になるという。
男性ばかりではない。
日本人女性が現地の男性を買うのも珍しい話ではない。
悲しいけれど、彼らも別の意味でアジア好きなのだ。
彼らが落としていったお金で食べていくことができるならそれでいいじゃん・・・そう割り切るにはあまりに切なすぎる。
切ない現実とエイズという惨い現実が、アジアの街角を今日も浸食している。
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