ラオスの民族衣装の代表選手はやっぱり「シン」と呼ばれるスカートじゃないかと思う。
シンって?う〜んとそうだね、シンはロング巻きスカートのようなものです。
昔の作りはロンジーやインドネシアのバティックのように、布を巻き付けるだけだったかもしれないけど、シンはきちんとスカートに仕立ててあるからすばらしい。
ウエスト芯を入れて留め具のフックもしっかりついている。
小学生の女の子の制服は、白い開襟シャツと紺色のシンスカート。
子供のシンはちょっと短めだけど、昔のセーラー服のスカートよりはずっと長い。
日本だって小学生の制服で着物なんてところはないよなぁ。
今時、民族衣装を制服に残しているところがなんとも良い。
このスカートは実は男性もはく。
キョービの殿方は普通のズボンだけど、少しお年を召したおじいさんは、ちゃんとシンスカートはいてる。
男性は女性に比べて少し短めだ。
これが以外に格好いい!
仕立て代込み10ドルで 私と旦那はシンを作ってもらった。
全体の素材はコットンで裾の刺繍の部分はラオスの浮き織りで。
私が似合うのは当たり前っちゃ〜当たり前だけど、旦那さんがまたまたイイ感じに似合ってしまったのがちょっと笑えた。
彼はシンをはいたままラオスからチェンマイへ移動した。
隣り合わせになった外人さんは、「ビューティフル!」と賞賛してくれた。
ラオス人はシンスカートをはいた彼にとっても優しかった。
「おい、兄さん、シンはいてるのか?ははは。どう?着心地はいいか?」とみんなが話しかけてくれた。
変わり者の日本人と思ったのかもしれない。
郷に入っては郷に従うのが、小さな国際親善であることは間違いない。
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